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TiDB WEEKLY 2026/03/20

TiDB WEEKLY 2026/03/20

TiDBに関する雑多なアップデートを一週間分お届けするTiDB WEEKLY。今週のアップデートをお届けします。

製品アップデート

今週は製品アップデートはありませんでした。

公式ブログ等の更新

How TiDB X Creates Indexes at 5.5M Rows/s with Near-Zero Business Impact(英語)

TiDB XがDXF(Distributed Execution Framework)、Global Sort、Elastic Worker Clustersという3つを組み合わせることで、550万行/秒という速度でインデックスを作成しながらビジネスへの影響をほぼゼロに抑える仕組みを解説した記事です。従来のオンラインDDLでは1ノードがボトルネックになっていた問題を、DXFが複数ノードにタスクを分散することで解決し、従来比でパフォーマンス向上を実現しています。

Why You Should Replace Stored Procedures with a Service Layer(英語)

ストアドプロシージャが抱えるデプロイ、バージョン管理の難しさ、デバッグの制限、スケーラビリティの限界といった課題を整理し、サービスレイヤーへの移行を提案する記事です。データベースのロジックをアプリケーションコードとして管理することで、独立したスケーラビリティや最新のツールチェーンの活用が可能になります。TiDBのような分散データベースと組み合わせることで、ストレージ層もアプリケーション層も水平スケールできるアーキテクチャが実現できます。

プロンプトからプロダクション環境まで ― KiroとTiDBによるスケーラブルAIアーキテクチャの構築(日本語翻訳)

食品廃棄物削減をテーマにしたAIアプリ「Recipe Reanimator」の開発を通じて、TiDB CloudとAIファーストIDEの「Kiro」を組み合わせたハイブリッドデータアーキテクチャの構築方法を解説した記事です。構造化データ(ユーザー認証、サステナビリティ指標)にはTiDB Cloud、AI生成コンテンツにはMongoDBを使い分け、KiroでTiDBとMongoDBのMCPを利用することによってAIアシスタントがTiDBインスタンスに直接アクセスしてスキーマ定義を行う様子が紹介されています。

OpenClawメモリアーキテクチャ:SQLiteを用いたローカルファーストRAGの構築(日本語翻訳)

個人用AIエージェント「OpenClaw」のメモリーシステムを分析し、SQLiteだけでローカルファーストなRAGシステムを構築する方法を解説した記事です。運用コストゼロ・完全なデータプライバシー・即時起動という制約のもと、SQLiteのFTS5(全文検索)とsqlite-vec(ベクトル検索)を組み合わせたハイブリッド検索の実装が詳しく説明されています。スケールアップが必要になった際にSQLiteからTiDBのような分散型SQLデータベースへ移行するパスについても触れられています。

この記事の後にPingCAPがMem9というAIエージェント向けメモリーシステムを提供することも発表されました。Mem9はOpenClawに長期記憶を提供するもので、セッションだけではなくサーバを跨いだ記憶も可能になっています。

Data in the hallway(ポッドキャスト)

Bling’s Journey to TiDB(英語)

エピソード63では、ブラジル・メキシコのeコマース市場向けSaaS ERPプラットフォーム「Bling」のCassio Perin氏とEverton Silva氏をゲストに迎え、25TBのMySQLデータベースをTiDBへ移行したジャーニーについて話し合っています。Vitessを6ヶ月検討した末にTiDBを選んだ経緯、ダウンタイムゼロでの移行プロセス、そして数十分かかっていたクエリが数秒で完了するようになった成果など、実践的な内容が語られています。

それではまた来週!


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